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2007年12月 アーカイブ

2007年12月04日

xoopsサイトの構築その2

その1の続きです。まずはデータベースの設定から。サーバによっていろいろあると思いますが自サーバの場合は以下のようになると思います。

mysqlにrootでログイン

$ mysql -u root -p
Enter password:

データベースを作成

mysql> create database DatabaseName;
Query OK, 1 row affected (0.00 sec)

作成したデータベースにアクセス権限のあるユーザを作成

mysql> grant all privileges on DatabaseName.* to UserName@localhost identified by 'Password';
mysql> exit

あとはxoops本体を取ってくる。
以下のサイトにある。

http://www.xugj.org/

xoops-2.0.16a-JP.zipを利用した。
解凍した中のhtmlフォルダ内のすべてのファイルをサーバにアップロードする。
/home/username/pulic_html/xoops 内に入れた場合は

http://host.domain.com/~username/xoops

にアクセスする。
するといろいろ聞いてくるのでセッティングすればOK。
とくに難しくはないと思います。

2007年12月10日

apacheをsslに対応させる

apacheをssl通信出来るようにします。
CentOS3にソースからインストールを行いました。
現在の最新バージョンはhttpd-2.0.61でした。
場所はhttp://www.apache.org です。

ssl通信を行うにはmod_sslが必要ですがソースファイルの中に入っています。

また,opensslがインストールされている必要があります。
rpmの場合,opensslとopenssl-develがインストールされていればOK。
私の環境には入っていましたのでそのまま使うことにしました。

ではさっそくapacheのインストールを行いましょう。

# tar zxvf httpd-2.0.61.tar.gz -C /usr/local/src
# cd /usr/local/src/httpd-2.0.61
# ./configure --enable-ssl

--enable-ssl オプションでsslによる暗号化通信が可能になります。
その他必要なオプションは任意に指定してください。

# make
# make install

これで終了。

あとはコンフィグファイルの編集です。
/usr/local/apache2/conf/httpd.conf と /usr/local/apache2/conf/ssl.conf です。
今回はhttpd.confの設定は省略します。

# vi /usr/local/apache2/conf/ssl.conf
---
DocumentRoot "/usr/local/apache2/htdocs"
ServerName host.domain.com:443
ServerAdmin mail@address.com
SSLCertificateFile /usr/local/apache2/certs/server.crt
SSLCertificateKeyFile /usr/local/apache2/certs/server.key
---
証明書関係を作成する必要があります。
自己証明書,もしくはベリサインなどの有料の証明書の利用などが考えられます。
自宅サーバなどでは自己証明書でいいですが企業などの場合はきちんとした証明書を利用することになると思います。
作成した証明書とキーはSSLCertificateFileとSSLCertificateKeyFileに設定します。
証明書関係は後日記入します。

ここまでできたら後は自動起動ファイルの編集です。

# vi /etc/init.d/httpd
---
#!/bin/bash
#
# Start Stop script for the Apache
#
# chkconfig: 35 99 1
# description: Apache is a WWW server

export PATH="/usr/local/apache/bin:/bin:/usr/bin:/usr/local/bin:/sbin:/usr/sbin:/usr/local/sbin"

LOCKFILE=/var/lock/subsys/httpd
APACHECTL=/usr/local/apache2/bin/apachectl

#---------------------------------
# ネットワークが利用可能かチェック
#---------------------------------
. /etc/sysconfig/network

if [ ${NETWORKING} = "no" ]; then
exit 0
fi

case "$1" in
start)
if [ -x $APACHECTL ]; then
if [ -f $LOCKFILE ]; then
echo "apache already started !!"
else
touch $LOCKFILE
echo "Starting Apache Please wait : "
$APACHECTL startssl
sleep 3
fi
else
echo "apachectl Not Found"
fi
;;
stop)
if [ -x $APACHECTL ]; then
if [ -f $LOCKFILE ]; then
echo "Shutting down Apache: "
$APACHECTL stop
rm -f $LOCKFILE
sleep 3
else
echo "apache already Stopped!!"
fi
else
echo "apachectl Not Found"
fi
;;
*)
echo "Usage: httpd {start|stop}" 1>&2
exit 1
esac
exit 0
---

ここで注意すべきは,通常の起動の場合とapachectlのオプションが違うことです。
$APACHECTL startssl
になっていることに注意してください。

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