メイン | Solaris10でmp3再生 »

ふつうのLinuxマシンでの姫野ベンチマークの利用方法

CPUやOSなどの違いにより性能がどう違うのかを知るための
一つの手段がベンチマークだ。
クラスタ環境でなくても利用する価値はあると思う。

姫野ベンチマークは以下のURLからプログラムをダウンロード

http://accc.riken.jp/HPC/HimenoBMT/index.html

Windows用のソースファイルの「C, static allocate version」をダウンロード。
サイズはSかMでいいでしょう。

取ってきたファイルは圧縮されているので解凍する。

$ lha -e ./cc_himenoBMTxp_m.lzh

TurboLinux10の場合lhaコマンドがないのでredhat9用のlhaパッケージがそのまま使えるので取ってくる。

解凍したらhimenobmtxps.cというファイルが出来るが小文字に変換されてしまうので、
himenoBMTxps.cと名前を変える。

$ mv himenobmtxps.c himenoBMTxps.c

あとはmakeして出来たbmtファイルを実行する。

$ make
$./bmt

結果が表示されるからいろいろなマシン上で試してみるといいかも。

以下私のTurboLinux10マシン上でのテスト結果。
pentium3 600MHzの1.5倍となっているのはなかなかぴったりです。

---
Loop executed for 54 times
Gosa : 1.471492e-03
MFLOPS measured : 125.128854 cpu : 59.168426
Score based on Pentium III 600MHz : 1.525962
---

同じマシンでOSをredhat9,CentOS4,CentOS3,FedoraCore5と試したがCentOS4が一番早かった。
Fedora5の遅さにはびっくりした。