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初期設定 アーカイブ

2007年01月20日

nkfのインストール

CentOS4にはnkfがないようなので以下から最新のnkfをダウンロードしてきます。
当然ですがUTF-8対応のnkfをインストールします。

http://www01.tcp-ip.or.jp/~furukawa/nkf_utf8/

ダウンロードしたファイルnkf205.tar.gzを解凍してインストールしましょう。

# tar zxvf nkf205.tar.gz
# cd nkf205
# make
# make test

エラーが出なければ出来た実行ファイルとマニュアルをコピーします。

# cp nkf /usr/local/bin
# cp nkf.1 /usr/share/man/man1/

これでOK。

CentOS4でw3mを使えるようにする

CentOS4ではrpmパッケージがないようなのでソースからインストールします。
もちろんUTF-8対応にします。

以下のURLから最新版を検索しましょう。

http://sourceforge.net/

現在の最新版は w3m-0.5.1.tar.gz でした。
w3mのインストールの前にGC library 6.1 以上のものが必要なので以下のURLからダウンロードしてインストールしましょう。

http://www.hpl.hp.com/personal/Hans_Boehm/gc/gc_source/

最新版は gc6.8.tar.gz でした。
README.QUICKを読んでその通りインストールを済ませましょう。

# tar zxvf gc6.8.tar.gz
# cd gc6.8
# make test
# ./configure
# make
# make check
# make install

次にw3mのインストールです。

# tar zxvf w3m-0.5.1.tar.gz
# ./configure

ここで「cannot compute sizeof (long long), 77」なるエラーが出るので
/etc/ld.so.conf に /usr/local/lib を追加して ldconfig を実行します。

# make
# make install

これでw3mを起動出来るようになりました。
セグメンテーション違反というエラーが起こる場合がありますが起動時に -no-mouse を指定してやると出なくなります。いちいち指定するのが面倒なときは ~/.bash_profile などに alias w3m='w3m -no-mouse' と書いておきましょう。
私の場合さらにターミナルの設定も問題でした。
普段 poderosa を使っていて何も考えず VT100 を指定して実行していたんですが xterm や kterm に変更することでこの問題が出なくなりました。

あとw3mを起動してオプション設定をいじって環境を整える必要があります。


2007年01月21日

viの微調整

CentOSでvi(vim)を使用するとカラーモードでこれが見にくい。
なのでホームディレクトリに .vimrc を作ってカスタマイズしましょう。

$ vi ~/.vimrc
---
syntax off
---

これでカラーオフモードになる。

日本語が文字化けすることがあるので設定を追加しておきましょう。
$ vi ~/.vimrc
---
set fileencoding=japan
set fileencodings=iso-2022-jp,utf-8,euc-jp,ucs-2le,ucs-2,cp932
---

その他使いそうなものを書いておく。

set laststatus=2
 常にステータス行を表示

set autoindent
 改行時に上の行と同じく自動インデントする

set number
 行番号を表示する

set ruler
 ルーラー(右下に表示される行・列の番号)を表示する

set tabstop=数値
 タブの大きさを半角スペース数で指定

set nowrap
 折り返し表示しない

set history=数値
 コマンド履歴の保存数

set backup
 ファイルを保存する時にバックアップファイルを作成する

set nobackup
 バックアップファイルを作成しない