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CentOS4でLDAPクライアント

環境によってパスワードを一元管理できるようにLDAPなどのディレクトリサーバがある場合があります。
そんな時はCentOS4マシンのパスワードをLDAPサーバにまかせる設定をしましょう。

以下のコマンドで設定します。

# authconfig

「LDAP認証を使用」にチェックを入れます。
LDAPサーバがposixAccount, posixGroup に対応していたら「LDAP を使用」にもチェックをいれましょう。
次の画面でLDAPサーバの設定をします。

これで完了。PAMを利用しているようなのでPAMを使ったアプリケーションがLDAP対応になります。
以下のファイルが書き変わります。

/etc/ldap.conf
/etc/openldap/ldap.conf
/etc/nsswitch.conf
/etc/pam.d/system-auth
/etc/sysconfig/authconfig

これでLDAPサーバからパスワードを引いてくるようになっているはずです。
ちなみにこの設定では /etc/passwd も見るようで ldap のパスワードと2つ使えます。
ややこしいのでpasswdファイルのパスワードはロックしちゃいましょう。

# passwd -l username

これでLDAPのパスワードしか使えなくなります。