CentOS4ではrpmパッケージがないようなのでソースからインストールします。
もちろんUTF-8対応にします。
以下のURLから最新版を検索しましょう。
http://sourceforge.net/
現在の最新版は w3m-0.5.1.tar.gz でした。
w3mのインストールの前にGC library 6.1 以上のものが必要なので以下のURLからダウンロードしてインストールしましょう。
http://www.hpl.hp.com/personal/Hans_Boehm/gc/gc_source/
最新版は gc6.8.tar.gz でした。
README.QUICKを読んでその通りインストールを済ませましょう。
# tar zxvf gc6.8.tar.gz
# cd gc6.8
# make test
# ./configure
# make
# make check
# make install
次にw3mのインストールです。
# tar zxvf w3m-0.5.1.tar.gz
# ./configure
ここで「cannot compute sizeof (long long), 77」なるエラーが出るので
/etc/ld.so.conf に /usr/local/lib を追加して ldconfig を実行します。
# make
# make install
これでw3mを起動出来るようになりました。
セグメンテーション違反というエラーが起こる場合がありますが起動時に -no-mouse を指定してやると出なくなります。いちいち指定するのが面倒なときは ~/.bash_profile などに alias w3m='w3m -no-mouse' と書いておきましょう。
私の場合さらにターミナルの設定も問題でした。
普段 poderosa を使っていて何も考えず VT100 を指定して実行していたんですが xterm や kterm に変更することでこの問題が出なくなりました。
あとw3mを起動してオプション設定をいじって環境を整える必要があります。