yumはrpmコマンドと違い依存関係を考慮して関係するパッケージも更新・削除してくれる。
rpmに慣れている人もyumに慣れておいて損はないでしょう。
yumコマンドを使うと公開鍵のインポートを促すメッセージが表示される。
これが嫌な人は先にインストールしておく。以下はCentOS4の場合。
#rpm --import /usr/share/doc/centos-release-4/RPM-GPG-KEY
#rpm --import /usr/share/doc/centos-release-4/RPM-GPG-KEY-CentOS-4
プロキシサーバ経由の場合は以下の変数を設定しておく。
yumコマンドを実行するたび設定する必要がないように~/.bash_profileなどに記述しておくと便利でしょう。
export http_proxy="http://プロキシサーバ:ポート番号"
●システム全体
アップデート及び新規インストール可能な全パッケージを表示
# yum list
アップデート可能な全パッケージを表示
# yum check-update
システム全体のパッケージのアップデートをします。
# yum update
インストールされている全パッケージを表示
# yum list installed
●個別パッケージ関係
パッケージの検索
# yum search パッケージ名(検索ワード)
パッケージを個別にインストール
# yum install パッケージ名
ファイルがどのパッケージに含まれているのか調べる
# yum provides ファイル名
パッケージの削除
# yum remove パッケージ名
パッケージ情報の表示
# yum info パッケージ名