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コマンド アーカイブ

2006年12月05日

yumコマンドの使い方

yumはrpmコマンドと違い依存関係を考慮して関係するパッケージも更新・削除してくれる。
rpmに慣れている人もyumに慣れておいて損はないでしょう。

yumコマンドを使うと公開鍵のインポートを促すメッセージが表示される。
これが嫌な人は先にインストールしておく。以下はCentOS4の場合。

#rpm --import /usr/share/doc/centos-release-4/RPM-GPG-KEY
#rpm --import /usr/share/doc/centos-release-4/RPM-GPG-KEY-CentOS-4

プロキシサーバ経由の場合は以下の変数を設定しておく。
yumコマンドを実行するたび設定する必要がないように~/.bash_profileなどに記述しておくと便利でしょう。

export http_proxy="http://プロキシサーバ:ポート番号"


●システム全体

アップデート及び新規インストール可能な全パッケージを表示

# yum list

アップデート可能な全パッケージを表示

# yum check-update

システム全体のパッケージのアップデートをします。

# yum update

インストールされている全パッケージを表示

# yum list installed


●個別パッケージ関係

パッケージの検索

# yum search パッケージ名(検索ワード)

パッケージを個別にインストール

# yum install パッケージ名

ファイルがどのパッケージに含まれているのか調べる

# yum provides ファイル名

パッケージの削除

# yum remove パッケージ名

パッケージ情報の表示

# yum info パッケージ名

2006年12月07日

chkconfigコマンドの使い方

このコマンドでサービスの自動起動の設定を操作します。
CentOS4の場合 /etc/init.d/ 配下の起動スクリプト、例えばsshdの中を見るとはじめのほうにコメントアウトして、
---
# chkconfig: 2345 55 25
# description: OpenSSH server daemon
---
とかかれています。これをchkconfigは見ています。

書式は以下
---
chkconfig: サービス開始ランレベル 起動する順番 停止する順番
description: サービスの説明
---
ランレベル2,3,4,5で起動順番55で開始され停止順番は25番、という意味になります。
rpmでインストールした場合は既に登録されていますがもし自分で起動スクリプトを作った場合は以下のコマンドで登録しておきます。

# chkconfig --add sshd

削除

# chkconfig --del sshd

確認

# chkconfig --list sshd

全てのサービスを確認

# chkconfig --list

特定のランレベル、たとえば2をoffにしたい場合

# chkconfig --level 2 sshd off

onにしたい場合

# chkconfig --level 2 sshd on


現在のランレベルでonにしたい場合

# chkconfig sshd on

以上でほぼ使いこなせると思います。

2007年01月21日

viの微調整

CentOSでvi(vim)を使用するとカラーモードでこれが見にくい。
なのでホームディレクトリに .vimrc を作ってカスタマイズしましょう。

$ vi ~/.vimrc
---
syntax off
---

これでカラーオフモードになる。

日本語が文字化けすることがあるので設定を追加しておきましょう。
$ vi ~/.vimrc
---
set fileencoding=japan
set fileencodings=iso-2022-jp,utf-8,euc-jp,ucs-2le,ucs-2,cp932
---

その他使いそうなものを書いておく。

set laststatus=2
 常にステータス行を表示

set autoindent
 改行時に上の行と同じく自動インデントする

set number
 行番号を表示する

set ruler
 ルーラー(右下に表示される行・列の番号)を表示する

set tabstop=数値
 タブの大きさを半角スペース数で指定

set nowrap
 折り返し表示しない

set history=数値
 コマンド履歴の保存数

set backup
 ファイルを保存する時にバックアップファイルを作成する

set nobackup
 バックアップファイルを作成しない

2007年09月13日

pflogsummによるpostfixのログ集計

 いったいpostfixはどうなっているのか?きちんと動いているのか?とてもきになるところです。特にmain.cfの設定を変更した時なんか。そんなときはpostfixのログを集計して見てみましょう。一番簡単にできそうなのは postfix-pflogsumm パッケージを使うことでした。

# yum install postfix-pflogsumm

あとはpflogsummコマンドを利用するだけです。

# pflogsumm -e -d yesterday /var/log/maillog | more
(-e: 詳細表示 -d yesterday: 昨日分だけを集計)

思ったよりも詳細な集計結果が得られると思います。